以下の表に掲げる聴覚障害の等級に該当する方であれば、障害者総合支援法の補装具支給制度を利用して、メーカーが指定した「総合支援法対応」の器種を原則1割負担で購入いただけます。
ただし、所得によって負担額が異なる場合があります。
総合支援法対応器種の購入基準価格は
となっています。
したがって、手帳をお持ちの方が助成を受け、これらの補聴器を1割負担で購入する場合、高度難聴用は4千円台、重度難聴用は6千円台で補聴器をお使いいただけます。
総合支援法対応の補聴器の性能は近年大きく向上しており、雑音抑制や周波数圧縮などを搭載した多機能な器種を取り扱いしております。
聴覚障害の等級(身体障害者福祉法抜粋)
補聴器の価格は幅が広く、片耳5万円~50万円ほどです。
大まかな価格と機能の目安は
といった多くの機能を搭載しています
「耳あな型の補聴器は高額ですか?」という質問をよくお受けします。
耳あな型の補聴器は同性能の耳掛け型の補聴器よりも1~3万円程度高くなる場合が多いです。
大きな金額の違いは、形状ではなく、むしろ中身のコンピュータ部分の性能によって生じるというのがポイントです。
補聴器は高価なため、どの機種を購入するかを迷われる方も多くいらっしゃいます。
そこで、補聴器の器種を選ぶ際に参考になるのが、複数の価格帯や複数メーカーの補聴器の比較試聴です。
例えば、多機能な器種とシンプルな機能の器種を比較して、騒がしい環境での聴こえ方、静かな環境での聴こえ方、音楽の聴こえ方などがどのくらい違うのかを体感していただけます。
試聴の上、機能による効果に差があるかどうかをお伺いし、どの機能が必要で、どの機能が不必要なのかを検討してまいります。
比較をしていただくことで、ユーザーの方々にとって必要な機能を絞り、費用対効果の高い器種をご提案できればと考えております。