ワイヤレス補聴援助システム「ロジャー」は、マイクと受信機を組み合わせて使用します。
マイクは話を聞きたい人の近くに設置するか、首にかけてもらいます。
マイクが拾った話者の音声は、受信機を通じて無線で補聴器へと送られます。
したがって、離れた場所の音声を耳元の補聴器・人工内耳から直接聴くことが可能です。
ロジャータッチスクリーンマイク
お子様が学校で使用する場合におすすめの機種です。
大きな画面がついており、学校の先生でも操作がわかりやすいのが特徴です。
ロジャー セレクト
高校生・大学生など学生の方や、社会人の方におすすめの機種です。
小型で持ち運びやすいデザインです。
雑音抑制が働き、以前の機種よりもクリアに音を拾うことができます。
テーブルに置く場合は、聴きたい方向を6方向から選択し、その方向の音だけを聴くことができます。
Bluetoothが搭載されており、スマートフォンと接続して電話を直接補聴器から聴くことも可能です。
また、Bluetoothを利用してUDトーク用のマイクとしても使用可能です。
ロジャー オン
コンパクトな形状の最新機種(2023年4月時点)です。
話者の胸元にクリップで装着するプレゼンターモード、卓上に置いて使用する卓上モード、話者の方へ向けるインタビューモードの3種類の使い方が可能です。
最大の特徴はスマートフォンのアプリケーションと連動できるということです。
アプリではミュートの切り替え、マイク動作方向の選択、マイクモードの切り替え、電池残量の確認を行うことができます。
首掛け式のタイプや、補聴器の外部入力端子に直接接続するタイプ、補聴器と一体型になるタイプなどがあります。
フォナックのマーベル以降の機種では受信アンテナが補聴器に内蔵されており、受信用のライセンスを購入することで受信機を物理的に取り付けることなくロジャーが使用可能です。