Category Archive補聴機器紹介

2020年9月 人気のあった補聴器

補聴器は多数のメーカーや器種があり、価格の幅も広いため、どのような補聴器を選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
当センターでは、一人ひとりの聴力や聴こえのニーズ、生活場面等によりおすすめの器種をご紹介し、試聴していただいております。
2020年9月にどのような補聴器が人気だったかをランキングの形式でご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際の参考になればと思います。


1.オーティコン


マイルドで自然な聴こえが特徴のメーカーです。

9月は、障害者手帳をお持ちの方を対象とした総合支援法対応の補聴器が人気で、障害者手帳をお持ちの方の半数以上がオーティコンの補聴器を購入されていました。
オーティコンは、雑音処理性能の高い最新型の補聴器を総合支援法の対象器種に指定しており、手帳をお持ちの方におすすめする機会が増えています。
色の選択肢も12種類と豊富で、出力も高度用と重度用(2種類)があり、聴力に合わせた器種をお選びいただけます。

また、片耳20万円前後の中価格帯の器種も人気でした。
オープンサウンドナビゲーターという、騒がしい場所でも後方からの必要な音声を制限しない雑音抑制機能を搭載しており、より自然に近い聴こえの補聴器です。
iPhone・iPadとBluetooth接続が可能で、電話や音声のストリーミング機能を楽しまれている方も多いです。(Androidでのストリーミングには別途アクセサリーが必要となります。)

オーティコンの総合支援法対応器種

総合支援法対応の補聴器

Opn S 充電式

Opn Sシリーズ 充電式


2.フォナック


シャープな聴こえと、幅広い調整の幅を持つメーカーです。

重度難聴者向けの補聴器とお子様向けの補聴器が人気でした。

フォナックの重度難聴者向けの補聴器はパワフルで、スローコンプレッションという重度難聴の方が言葉の抑揚を聴き取りやすくする機能を搭載しています。
また、フォナックはお子様向けの補聴器に力を入れているメーカーの一つです。高い防水性や、カラフルな本体とフックの組み合わせ、ワイヤレスマイクのロジャーとの連携など、お子様の使い勝手を考えた機能が充実しています。

これらのフォナックの重度難聴者向け・お子様向けのラインナップが、Marvel(マーベル)シリーズとして9月に新登場しました。
新製品の特徴は、すべての耳掛け型補聴器にBluetooth機能が搭載され、スマートフォンと接続して通話やストリーミングが可能となりました。
また、ロジャーシステムの受信機が内蔵されており、防水性が向上し、コンパクトな形状でロジャーを使えるようになりました。

フォナックの重度難聴者向け補聴器

フォナックHPより 最新型の重度難聴用補聴器 Naida Marvel

フォナックの小児用補聴器

最新型の小児用補聴器 Sky Marvel


3.ワイデックス


音質にこだわりのあるメーカーです。

9月は中価格帯(片耳20万円前後)の器種が人気でした。
周囲の環境を補聴器が認識し、自動的に聴きやすい音に調整してくれる「サウンドクラス」機能が搭載されています。ご自身で補聴器の操作をしなくても、聴き取りやすい設定に自動で切り替わるため、より快適に聴くことができます。例えば、①静寂、②パーティー(騒がしい環境)、③音楽のような環境を補聴器が認識し、自動的に音の設定を切り替えてくれます。

また、スマートフォンを用いた設定が細かく行えます。音質をご自身の好みに合わせて調整したり、音を聴きたい方向を前後左右のいずれかから選ぶというような細かい設定も可能です。

最近はマスクを外す際に一緒に補聴器が外れてしまい、補聴器を紛失される方が増えています。ワイデックスでは補聴器の購入時にオプションとして紛失補償を付けることができます(片耳2万円)。紛失補償だけでなく、同時に保証期間も1年延長されるという手厚いサポートを受けることができます。

WIDEXの補聴器(耳掛け型、耳あな型)

ワイデックスHPより 耳掛け型、耳あな型補聴器


EVOKEアプリでできる操作の一例

スマートフォン用操作アプリのイメージ


4.スターキー


ハウリングのしにくさとオーダーメイド補聴器に定評のあるメーカーです。スマートフォンと連携した多彩な機能にも力を入れています。

9月は低価格帯(片耳15万円前後)のモデルが購入されていました。
全てのクラスに衝撃音抑制機能が搭載されており、食器のぶつかる音やドアを強く閉める音などを抑制します。
スマートフォンとの接続が可能で、リモコン機能による調整をはじめとして、アプリには情報アシスタント機能、健康度のモニター機能など多様な機能が搭載されています。


スターキーのRIC型補聴器

スターキーHPより


☆この他にもまだまだたくさんのメーカーを取り扱っております。フィッティングをご希望のメーカーがあれば来られた際にお知らせください。


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2020年8月 人気のあった補聴器

補聴器は多数のメーカーや器種があり、価格の幅も広いため、どのような補聴器を選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
当センターでは、一人ひとりの聴力や聴こえのニーズ、生活場面等によりおすすめの器種をご紹介し、試聴していただいております。
2020年8月にどのような補聴器が人気だったかをランキングの形式でご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際の参考になればと思います。


1.オーティコン


マイルドで自然な聴こえが特徴のメーカーです。

8月は片耳15万円前後の低価格帯の器種が人気でした。

初めて補聴器を購入される方には、マイルドな音で慣れやすく、価格も比較的お手頃で人気があります。
iPhoneとBluetooth接続が可能で、電話や音声のストリーミング機能を楽しまれている方も多いです。

また、充電式をご希望される方も増えてきています。オーティコンの補聴器は他社と比べて電池持ちが短いため、充電式の費用対効果が特に高いです。3時間ほどの充電で約20時間ご使用可能です。

障害者手帳をお持ちの方を対象とした総合支援法対応の補聴器も人気です。最新の強力な雑音抑制機能を搭載した補聴器を、助成を受けて購入することができます。

oticonの充電式補聴器

オーティコンHPより 充電式補聴器

オーティコンの総合支援法対応器種

総合支援法対応の補聴器


2.スターキー


ハウリングのしにくさとオーダーメイド補聴器に定評のあるメーカーです。

8月も低価格帯のモデルが人気でした。

最新モデルとなる世界初の充電式耳あな型補聴器を早速購入された方もいらっしゃいました。
サイズは大きくなってしまうのですが、マスクの邪魔にならず、電池交換の手間がないため、使い勝手を重視される方にはおすすめです。
スマートフォンとの接続も可能です。リモコン機能による調整をはじめとして、アプリには情報アシスタント機能、健康度のモニター機能など多様な機能が搭載されています。
価格は片耳約20万円から。

スターキー 充電式耳あな補聴器

スターキーHPより 充電式耳あな補聴器


3.ワイデックス


音質にこだわりのあるメーカーです。

8月は7月と同様、低価格帯(片耳10万円前後)の器種が中心で、中価格帯(片耳20万円前後)の器種も購入されていました。

ワイデックスは低価格帯のラインナップが充実しており、必要な機能を絞り込むことで価格を抑えることができます。

中価格帯の器種になると、周囲の環境を補聴器が認識し、自動的に聴きやすい音に調整してくれる「サウンドクラス」機能が搭載されています。ご自身で補聴器の操作をしなくても、聴き取りやすい設定に自動で切り替わるため、より快適に聴くことができます。

また、スマートフォンを用いた設定が細かく行えます。音質をご自身の好みに合わせて調整したり、音を聴きたい方向を前後左右のいずれかから選ぶというような細かい設定も可能です。

ワイデックスの小型耳掛け型補聴器

ワイデックスHPより RIC型補聴器


EVOKEアプリでできる操作の一例

スマートフォン用操作アプリのイメージ


4.フォナック


シャープな聴こえと、幅広い調整の幅を持つメーカーです。

お子様向けの補聴器が人気でした。
フォナックはお子様向けの補聴器に力を入れているメーカーの一つです。高い防水性や、カラフルな色のラインナップ、ワイヤレスマイクのロジャーとの連携など、お子様の使い勝手を考えた機能が充実しています。

フォナックのお子様向け補聴器

フォナックHPより お子様向け補聴器

フォナックのクロス補聴器(耳掛け型、耳あな型)

フォナック クロス


また、クロス補聴器というシステムを購入された方もいました。
クロス補聴器は、一側性難聴の方、あるいは左右の聴力差が非常に大きい方の聴こえをサポートするシステムです。
聴こえにくい側の音をマイクで拾い、聴きやすい側の耳へと届ける仕組みになっています。
フォナックのクロスは遅延が少なく、充電式、耳あな型などのオプションが豊富なのが特徴です。

クロス補聴器は通常の補聴器と1台ずつ組み合わせて使用します。クロス補聴器は、聴こえにくい側の音を集めるマイクとして機能します。通常の補聴器は、聴きやすい側の耳に音を届けるスピーカーとして機能します。両者は無線で接続され、音情報の通信が行われます。


☆この他にもまだまだたくさんのメーカーを取り扱っております。フィッティングをご希望のメーカーがあれば来られた際にお知らせください。

2020年7月 人気のあった補聴器

補聴器は多数のメーカーや器種があり、価格の幅も広いため、どのような補聴器を選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
当センターでは、一人ひとりの聴力や聴こえのニーズ、生活場面等によりおすすめの器種をご紹介し、試聴していただいております。
近頃はコロナウイルスの影響もあり、補聴器の選び方にも少しずつ変化が生じているように感じます。
先月に引き続き、7月にどのような補聴器が人気だったかをランキングの形式でご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際の参考になればと思います。

  1. フォナック
    シャープな聴こえと、幅広い調整の幅を持つメーカーです。

    小型の耳掛け型、いわゆるRIC(リック)型の器種が人気でした。
    マスクを着ける機会が非常に多くなり、耳あな型の需要が高まっていますが、耳あな型にも短所があります。閉塞感を感じやい、小型の耳あな補聴器はスマートフォンとの接続ができないといった点です。
    一方、RIC型は目立ちにくさとスマートフォンとの接続を両立できます。

    フォナックの補聴器をスマートフォンと接続すると、iOS・Androidともに電話や音声を直接補聴器から出力することができます。この機能はZoomやSkype等のビデオ会議の際にも活用することができます。
    また、調整アプリを用いて細かい音質の調整等も可能です。

    フォナックの小型耳掛け型補聴器

    RIC型補聴器
    フォナックHPより

    フォナックのスマートフォン用アプリmy Phonak

    スマートフォン用調整アプリのイメージ


  2. ワイデックス
    音質にこだわりのあるメーカーです。

    先月と同様に低価格帯の器種も人気でしたが、7月は片耳20万円前後の中価格帯の器種を購入される方も増えました。

    中価格帯の器種になると、周囲の環境によって補聴器が自動的に音を調整してくれる「サウンドクラス」機能が搭載されています。ご自身で音量やプログラムの操作をしなくても、聴き取りやすい設定に自動で切り替わるため、より快適に聴くことができます。

    また、スマートフォンを用いた設定が細かく行えます。音質をご自身の好みに合わせて調整したり、音を聴きたい方向を前後左右のいずれかから選ぶというような細かい設定が可能です。

    WIDEXの補聴器(耳掛け型、耳あな型)

    ワイデックスHPより

    EVOKEアプリでできる操作の一例

    スマートフォン用調整アプリのイメージ


  3. オーティコン
    自然で違和感の少ない聴こえが特徴のメーカーです。

    6月に引き続き、障害者手帳をお持ちの方の半数以上がオーティコンの補聴器を購入されていました。
    聴覚障害で手帳をお持ちの方のために、特定の器種(総合支援法対象器種)は価格が安く設定されています。
    オーティコンは、雑音処理性能の高い最新型の補聴器をこの対象器種に指定しているため、手帳をお持ちの方におすすめする機会が増えています。

    また、お子様にはEduMicというワイヤレスマイクの併用を提案する機会も増えています。学校の教室内など騒がしい場所でも、EduMicを先生に付けてもらうことで、先生の声をクリアに拾うことができます。

  4. EduMic(ワイヤレスマイク)と耳掛け型補聴器

    EduMicと耳掛け型補聴器 オーティコンHPより


  5. スターキー
    ハウリングのしにくさとオーダーメイド補聴器に定評のあるメーカーです。最新モデルでは、世界初となる充電式の耳あな型補聴器も発売されました。

    7月も低価格のモデルが人気でした。スターキーでは片耳10万円を切る耳あな型補聴器もあります。
    また、低価格帯でも使わないときの自動スリープ機能や、内蔵部品の状態を診断してくれるといったユニークなAI機能を搭載した機種があります。

    スターキーのRIC型補聴器

    スターキーHPより

    スターキーの耳あな型補聴器(CIC)

2020年6月 人気のあった補聴器

補聴器は多数のメーカーや器種があり、価格の幅も広いため、どのような補聴器を選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
当センターでは、一人ひとりの聴力や聴こえのニーズ、生活場面等によりおすすめの器種をご紹介し、試聴していただいております。
先月に引き続き、6月にどのような補聴器が人気だったかをランキングの形式でご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際の参考になればと思います。

  1. オーティコン
    自然で違和感の少ない聴こえが特徴のメーカーです。
    障害者手帳をお持ちの方のうち、約7割がオーティコンの総合支援法対象の器種を購入していました。
    聴覚障害で手帳をお持ちの方は、補聴器を購入する際に助成を受けることができます。
    特定の器種(総合支援法対象器種)は、助成の範囲内に収まるよう、価格が安く設定されています。
    オーティコンは性能の高い最新型の補聴器を総合支援法の対象に指定しているため、手帳をお持ちの方におすすめする機会が増えています。
    オーティコンの耳掛け型補聴器

    オーティコンHPより


  2. フォナック
    シャープな聴こえと、幅広い調整の幅を持つメーカーです。
    耳あな型の補聴器が人気でした。昨今は新型コロナウイルスの影響で、マスクを着ける機会が増えています。耳掛け型の補聴器はマスクに引っ掛かってしまい不便だという声が多く、耳あな型を強く希望される方が増えています。
    フォナックの耳あな型補聴器はサイズや機能の選択に幅があり、「サイズと機能のバランスを取りたい」「とにかく小さく目立たなくしたい」「機能を重視したい」といったニーズに合わせて柔軟な選択をすることが可能です。

    フォナックの耳あな型補聴器

    フォナックHPより

    フォナックのチタン製耳あな補聴器
  3. スターキー
    ハウリングのしにくさに定評のあるメーカーです。
    スターキーでも耳あな型、特に価格を抑えたモデルが人気でした。スターキーはオーダーメイド補聴器に非常に力を入れており、極小サイズの「オトレンズ」や世界初の充電式耳あな補聴器など、特徴的な器種から、必要度の高い機能に絞り価格を抑えたモデルまで、様々な耳あな型補聴器が発売されています。他メーカーに比べ、低価格帯の選択肢も多いメーカーです。

    スターキーの耳あな型補聴器(CIC)

    スターキーHPより

    極小の「オトレンズ」補聴器

    オトレンズ

  4. ワイデックス
    音質にこだわりのあるメーカーです。
    こちらも低価格帯のモデルが人気でした。通常の雑音抑制に加え、エアコンや換気扇の音のような、常に小さく鳴っている騒音も抑える機能を搭載しています。
    また、ワイデックスの保証規定がリニューアルされました。紛失補償および1年間の保証期間延長が、片耳につき2万円のオプションとして利用いただけるようになりました。他メーカーでは紛失補償が付かないことも多い低価格帯の器種でも利用可能です。

    ワイデックスのRIC型補聴器

    ワイデックスHPより

2020年5月 人気のあった補聴器の紹介

補聴器は多数のメーカーや器種があり、価格の幅も広いため、どのような補聴器を選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
当センターでは、一人ひとりの聴力や聴こえのニーズ、生活場面等によりおすすめの器種をご紹介し、試聴していただいております。
先月に引き続き、5月にどのような補聴器が人気だったかをランキングの形式でご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際の参考になればと思います。

  1. オーティコン
    自然な聴こえで、着けている時にはあまり変化を感じないものの、外すと「聴こえにくくなった」とおっしゃる方が多いメーカーです。
    購入された方のうち1/3は充電式を選んでいました。オーティコンの補聴器は雑音処理の性能が優れている反面、空気電池の持ちは3~4日とかなり短いため、充電式の恩恵が大きいと感じる方が多いようです。
  2. フォナック
    シャープな聴こえと、幅広い調整の幅を持つメーカーです。
    パワータイプの器種が人気でした。フォナックの補聴器はハウリングに強いため、高度~重度難聴の方にお勧めする場合が多いです。重度難聴者のための機能として、抑揚を強調し、音にメリハリをつける機能を搭載する器種もあります。
  3. スターキー
    ハウリングのしにくさに定評のあるメーカーです。
    低価格帯の器種が人気でした。低価格帯の器種は雑音抑制の機能が限られるものの、調整可能なチャンネル数は多く、高周波数帯までの調整も可能なため、様々な聴力の方に合わせたフィッティングが可能です。
  4. ワイデックス
    音質にこだわりのあるメーカーです。
    こちらも低価格帯のモデルが人気でした。価格を抑えながらも、豊かな音質はそのままに、騒音を抑え言葉を強調する機能を搭載しています。

2020年4月 人気のあった補聴器の紹介

補聴器は多数のメーカーや器種があり、価格の幅も広いため、どのような補聴器を選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
当センターでは、一人ひとりの聴力や聴こえのニーズ、生活場面等によりおすすめの器種をご紹介し、試聴していただいております。
2~3ヶ月の試聴を経て、どのような補聴器が人気だったかをランキングの形式でご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際の参考になればと思います。

  1. フォナック
    とても細かい調整のできるメーカーです。耳あな型が人気でした。耳あな型の補聴器は耳掛け型に比べ機能が制限されてしまうことが多いのですが、フォナックではオートセンスという機能が搭載されており、周りの音環境を分析して自動的に聴きやすい設定に切り替わります。フォナックは調整の幅が広く、耳あな型でも様々な調整を行いやすいことがメリットとなります。
  2. オーティコン
    自然な聴こえ方が特徴のメーカーです。オープンサウンドナビゲーターという雑音抑制機能が搭載されている器種が人気でした。他のメーカーでは雑音の多い環境では左右や後ろの音が入りにくくなりますが、オープンサウンドナビゲーターは左右や後ろの音を犠牲にすることなく、雑音のみを抑制する機能です。
  3. ワイデックス
    音質にこだわりのあるメーカーです。機能を必要度の高いものに絞り、価格を抑えたモデルが人気でした。騒音を抑えつつ言葉を強調する機能や、スマートフォンを音量調整やプログラム切り替え等のリモコンとして使える機能が搭載されています。
  4. スターキー
    ハウリングのしにくさに定評のあるメーカーです。中上位モデル限定ですが、音楽の聴こえ方にこだわりがあるのも特徴です。

ロジャー テーブルマイクⅡ・セレクト 試聴レビュー 大人数の会議にぴったりのロジャー

フォナックから、ロジャーの新製品「ロジャー テーブルマイクⅡ」が発売されました。

早速、ロジャーテーブルマイクⅡを使ってみたいという方に試していただき、体験談をHPに掲載してもよいとのことでしたので、試聴レポートを書いていただきました。

試聴していただいたのは、両耳人工内耳を装用しており、ガジェット好きな会社員のTさん(声援隊メンバー)です。


すご〜い、よく聴こえる〜! 

roger Select(ロジャーセレクト)
Table Mic II(テーブルマイクⅡ)
体験談
 

 

きこえにくい場面でどうするよ? 

 

 人工内耳・補聴器をどれだけ調整しても、多人数の会議騒がしいレストランでの会話は、なかなか難しいですね。このレビューを読んでいるということは、以下のようなことでお困りだと思います。 

 

1)離れた場所にいる人の声が聞こえない。 

2)多人数での会話についていけない。 

3)うるさい場所での会話が難しい。 

 

だから会話が…授業が…会議が…とかなんとか、このあたりに困り事があるだろなと思います。そんな時の基本的な対処方法として、以下のような方法がありますね。 

 

1)常に、近く話してもらう。 

2)毎回、一人ずつ順番話してもらう。 

3)いつも、静かな場所で会話する。 

 

 こうすればだいぶ聴きやすくはなります、そりゃそうですよね。とは言え、「そんなこと常に毎回いつもできりゃ最初から苦労しないよ」ってのが現実だったりします。「じゃ、どうしたらいいです?」となりますが、その答えの一つがワイヤレス補聴援助システムである roger シリーズです。とりあえず、これを使うことで、 

 

1)耳元ではっきりと話したように聴こえる。 

2)今話してるの声がはっきりと聴こえる。 

3)周りの騒音を抑えて聴こえる。 

 

ホントに、圧倒的に、聴きやすくなります。 

 

 なので、私はワイヤレス補聴援助システムであるroger Selectを買い、普段から使っています。さらに、今回roger Table Mic II を今回お借りすることができたので、roger Selectと比較しながら、レビューを書きたいと思います。 

 

roger Select 

 

 だから私はroger Selectを買いました、自腹で。決して安くはないのですが、自分に対する投資として考えた時、見合った利益はちゃんとありました。一式の代金を銀行振込で支払ったので口座残高の数字がガクッと減りましたが、不思議と悲しくは無かったです。むしろわっくわくした。 

 

 roger Selectの良いところは、今までのワイヤレスマイクではなかなか解決できていなかった、複数人の声簡単にノイズ抑えて聴けることです。つまり、ピンマイク式とかクリップマイク式のワイヤレスマイクだと、どうしても話を聞きたい人の数だけマイクを用意する必要がありました。でも、roger Selectだと、特定の一人だけの声を聴きたい場面から、周囲の複数人の声を聴ききたい場面まで、これ一台で対応できます。私はいつも会議で使うので「周囲の複数人の声を聴くモード」だけで使っています。おかげで6人くらいまでの会議では、何も使わなかったときよりもずっと聴きやすくなりました。「聴く事」そのものに精神を集中する必要性が軽減され、その分他に考えなければいけないことに頭を回す余裕が出てきたような気がします。 

 

 ちなみに、学校とかで使うなら、「一人の声だけを聴くモード」を使って先生の話を聴いて、「周囲の複数人の声を聴くモード」を使ってグループワークをする場面までこれ一台でカバーできそう。高校までFMワイヤレスマイク使ってたときは、先生の声はちゃんと聞こえてたけど、グループワークの時はなかなか周りについて行けなかった… 

 

roger Table Mic II 

 

とまあ、こんな感じでいい事はたくさんあったのですが、欠点があります。「複数台繋いで、もっと広い範囲の、もっとたくさんの人の声を聞きたい」と使っていて思っていたのですが、それができませ〜ん。とっても惜しい。仕事柄、10人も超えるような人で集まって会議をする、ということも少なくないのですが、こういう場面でこそ使いたい…でも、できないのか…と思っていたら、出してくれました、Phonakさん。それがroger Table Mic II です。 

 

 roger Selectは 6人くらいまでの会議なら良かったのですが、人数が増えてくるとどうしても一台ではカバーできません。roger Table Mic II だと、複数台のマイクをつないで、誰かがしゃべった声をうまくピックアップして聴かせてくれます。roger Selectも同じなのですが、360度から音をまんべんに拾うのではなく、誰かがしゃべったとき、周りの雑音を抑えて、誰かがしゃべった声だけを拾ってくれます。そのあたりのうるさい音も含めてんぶきこえちゃう、なんてことが軽減されます。昔ながらのFMワイヤレスマイクで10人の会議をやりたいなら、10台のFMワイヤレスマイクを用意する必要がありましたが、roger Table Mic II だとせいぜい2〜3台あれば足ります。(会議室のレイアウトにもよりますが…)しかも、設置方法はただ置くだけ、楽ちん。ピンマイク10人にそれぞれ付けてもらいますか?これができると、今まで「人数多いし、参加したところで何言ってるか分からねーから出る必要ないや〜」と流してたような場面に積極的に参加できるようになりそう。 

 

さいごに 

 

 発売日に長期間レンタルしてもらったり、いろいろアドバイス頂いたり。「長崎ベルヒアリングセンター東京」さまには大変お世話になりました。“長崎”ベルヒアリングセンター“東京”というちょっと不思議な名前の補聴器店さんですが、良いとこです。とことんあなたのきこえのために付き合ってくれます。というよりも、きこえに関する悩みは自分中に閉じ込めないで、まずは相談することが解決の第一歩だと思います。ぜひぜひ! 


以上、Tさんからのロジャー体験談でした。
Tさんと同様に、会議でお困りの方は多くいらっしゃると思います。
ロジャーテーブルマイクⅡは、特に大人数での会議に役立つツールとして、使い勝手の良さを実感していただけました。
レビューしていただいたTさん、誠にありがとうございました!

発売したばかりのロジャーテーブルマイクⅡの試聴貸出を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。